ビジランテ

ビジランテ

容赦しない運命が暴れだす

入江悠監督によるオリジナル脚本作品。大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太の主演で、入江監督の地元である埼玉県深谷を舞台に地方都市特有の暗部を生々しく描いていくサスペンス。高校時代に行方をくらまして存在の消えた長男の一郎、市議会議員を務める実直なキャリアを歩む次男の二郎、デリヘルの雇われ店長をして社会の底辺を味わう三男の三郎。三兄弟はあまりにもかけ離れた世界の異なるそれぞれの道を自分なりに生きてきた。しかし、兄弟の父親が亡くなり、失踪していた一郎が30年ぶりに突然帰ってきたことが大きな異変を生む。三兄弟の運命が交じり合い、欲望や野心、プライドがぶつかり合う中で、三兄弟を取り巻く事態は凄惨な方向へと歩みだしていく。

原題:ビジランテ / 製作:日本(2017年) / 日本公開日:2017年12月9日 / 上映時間:125分 / 製作会社: / 配給:東京テアトル

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ビジランテ - 映画予告編(15歳未満は見ちゃダメ)

©2017「ビジランテ」製作委員会


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★【スタッフ】
監督:入江悠(関連作品:『22年目の告白 私が殺人犯です』)
脚本:入江悠
撮影:大塚亮
音楽:海田庄吾

★【キャスト(キャラクター)】
大森南朋(神藤一郎)、鈴木浩介(神藤二郎)、桐谷健太(神藤三郎)、篠田麻里子(神藤美希)、嶋田久作(岸公介)、間宮夕貴(サオリ)、吉村界人(石原陸人)、般若(大迫護)、岡村いずみ(亜矢)、菅田俊(神藤武雄)、坂田聡、浅田結梨、八神さおり、宇田あんり、市山京香、たかお鷹、日野陽仁

★【インタビュー】
・入江悠監督「限界への挑戦のような日々。今だから笑って話せますけど、今日お三方にお会いするのが怖かった。当時の恨みを晴らされるじゃないかって(笑)。スタッフ、キャストがひとりでも欠けたら成立しなかった。オリジナルの脚本でここまでできるんだということを示せた」

★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
??/10??%??
映画.comYahoo! 映画Filmarks
3.5/5.03.24/5.003.6/5.0
フリムビ2独自ランキング
B(ベターな良作)

★【感想・批評】

●無料ホームシアター
これは入江監督史上屈指の衝撃作ではないだろうか。観終わってしばらく放心状態になった後、凄いものを見たことを体感が遅れる様に伝わってくる。徐々にアドレナリンが高まっていって今さら混乱しだす。当然、立つこともできない。まさにこの映画の意義はタイトルにハッキリと嘘偽りなく詰まっている。現代的批評ともいえる自警的な正義の暴走、その行き着く先を残酷なまでに描くことで、これは私たち社会の未来の暗示でもある気がした。
●映画フリー
ビジランテというのは本当に今の世界ではフィクションではなくなっている。自分の意志で悪に制裁をかすという行為。何が悪なのかも自分で決める。それはカッコいいことに思うかもしれないが、実際はどうだろうか。その現実が今作には克明に刻まれている。遺産相続、アウトレットモール建設、外国人差別など、プロットの設定から嫌な気配があるが、そのどれもが日本のどこかで毎日起こっていること。その怒りや不満が今日も爆発しているのだろう。