オン・ザ・ミルキー・ロード

名匠エミール・クストリッツアの監督作

名匠エミール・クストリッツアが9年ぶりにメガホンをとり、モニカ・ベルッチをヒロインに迎えて描いた人間ドラマ。クストリッツァ自らが主演を務め、戦争の混乱の中で運命に翻弄される男の波乱万丈な人生を描く。戦時中のとある村。ロバに乗って銃弾をかいくぐりながら兵士たちにミルクを届ける牛乳配達人の男は、村の美しい女性に愛されて幸せな毎日を送っていた。ところがある日、謎めいたイタリア人美女と恋に落ちたことで、男の人生は一変する。イタリア人美女の過去が原因で村が襲撃され、2人は危険な冒険の旅へと身を投じる。

原題:On the Milky Road / 製作:セルビア・イギリス・アメリカ(2016年) / 日本公開日:2017年9月15日 / 上映時間:125分 / 製作会社: / 配給:ファントム・フィルム

★【スタッフ】
監督:エミール・クストリッツァ
脚本:エミール・クストリッツァ
音楽:ストリボール・クストリッツァ

★【キャスト】
エミール・クストリッツァ、モニカ・ベルッチ、プレグラグ・ミキ・マノジョロビッチ、スロボダ・ミチャロビッチ

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『オン・ザ・ミルキー・ロード』本予告編

『オン・ザ・ミルキー・ロード』本予告編


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★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
6.6/1057%??
映画.comYahoo! 映画Filmarks
3.6/5.03.57/5.003.8/5.0
coco映画ぴあ映画生活  KINENOTE  
83%75点76.0点
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B(ベターな良作)

★【感想・批評】

無料ホームシアター(2017年10月9日) 
初めは話に入り込めないのに動物の鳴き声や音楽が生々しくて混乱したけど、知らぬ間にこの世界に引き込まれていた。最後のシーン、まだ自分の中で消化しきれずに余韻が残ってる。人が殺されたり、爆撃の音とか怖かったし痛いシーンもあったけど、愛しい夢みたいな光景が見たいからもう一回見たいと今、思ってる。この不思議と惹きつけられる力こそこの映画の秘めたるパワーだと思うし、見ればその魅力の片鱗を気づくことができるはずだろう。
SPACEMOV (2017年10月12日) 
やはりクストリッツァは凄い。暗い辛い戦争を、こんなに俯瞰でからかうように描ける人って、他にいないんじゃないかな。動物たちまでもが胸が痛いほどバンバン死んでいったのはおそらくリアルもあるだろうから、見ていてちょっと辛かった。でも、それが戦争なのよね。しかも、人が死ぬ戦争映画に慣れた観客の心をえぐるために動物まで使うという点は、私たちの戦争への無関心を突きつけるような効果もあって。戦争の悲惨さを斬新に描く一作です。
DAILYMOTION (2017年10月13日) 
最初の豚のシーンでこれ耐えられないかもと身構える。でも、安定の世界観に安心もする。相変わらず音楽と動物については最高で、ダンスするハヤブサは本作ベストショット。彼の眼を模倣した、多々出てくる俯瞰のショットは風景の美しさを画面に刻みながら、大国の都合に振り回される小国の立場を示唆している。羊飼いの言葉が最後の主人公の行動に繋がってる気がする。あとあの山頂のシーンでは残された者の葛藤やジレンマが感じられたのもいい。