猿の惑星(1968)

「猿の惑星」シリーズの第1作

SF映画の金字塔となった歴史に残る傑作「猿の惑星」シリーズの第1作。地球から320光年の長い旅の末、とある惑星に不時着した宇宙飛行士。残されたテイラー、ドッジ、ランドンの3人は、沈みゆく船から急いで脱出し、近くの岸辺へと到着した。そこは荒れ果てた場所であり、言葉を話す猿たちが原始的な人間たちを支配する惑星だった。人間狩りをする猿の軍隊に捕らえられた主人公テイラーは、コーネリアスとジーラという猿の助けを借り、一緒に捕らえられた人間の娘ノバを連れ逃亡を図るのだが…。

原題:Planet of the Apes / 製作:アメリカ(1968年) / 日本公開日:1968年4月13日 / 上映時間:112分 / 製作会社: / 配給:20世紀フォックス / 次作:『続 猿の惑星

★【スタッフ】
監督:フランクリン・J・シャフナー
脚本:マイケル・ウィルソン、ロッド・サーリング
撮影:レオン・シャムロイ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

★【キャスト】
チャールトン・ヘストン、キム・ハンター、モーリス・エバンス、ロディ・マクドウォール、ジェームズ・ホイットモア、ロバート・ガナー、ルー・ワグナー、ウッドロウ・パーフレイ

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★【雑学(トリビア)】
・映画と違って原作では、猿は独自の言語を用い、主人公がそれを習得して猿たちと意思疎通をするという展開になっている。
・作品中に登場する猿は「戦時中の日本軍」がモデルになったという通説がまかりとおっているが、とくに根拠はない。

★【感想・批評】

●映画FUN (2017年1月10日) 
あまりにも有名すぎるラストのオチなので、今さらネタバレが!という人はいないでしょうし、そんな戯言に付き合ってもられないのでスルー。結構チープな部分は多いのは製作時期の問題だからそれも無視してください。きっと今の最新映画も古いと言われるようになるのですから。予備知識なしで観た当時の人達はどう思ったんだろうという当時に想いをはせながら鑑賞していくとなんだかノスタルジーな感動が時を超えて味わえるような気がしてきていい。
●DAILYMOTION (2017年1月11日) 
名作すぎるがゆえに鑑賞前からオチを知ってしまっていたのが悲しい。つまりこの映画を100%楽しめていないということ。記憶を消す装置があれば最高なのに。なかなか面白く皮肉に満ちていて、単なる猿が出てくるというアイディアありきの作品ではないことがわかる。当時としては新鮮だった設定と特殊メイクを評価することはできる。こういう旧作の評価を現代でするのは困難だが、それができる人は映画を客観視しながら分析できる人なのだろう。
●FANDANGONOW (2017年11月21日) 
不朽の名作。立体を意識した寄りや引きの、臨場感と緊迫感溢れる独特のカメラワークだったり、アートなビジュアルとテクニックが混ざり合っている。続編ありきな感じなんて今の時代で鑑賞した人に言われているが、これは続編計画ゼロどころか、当たるかどうかも怪しい映画化だったことは言及しておかねばなるまい。生物の頂点に立った人間という生き物はそれがいつまでも続くと限らない。その視点を始めて大衆に突きつけた一作ではないか。