ディストピア パンドラの少女

この少女は危険者か、それとも救世主か

M・R・ケアリーのベストセラー小説「パンドラの少女」を著者自身による脚本で実写映画化したSFスリラー。近未来、ウィルスのパンデミックによってほとんどの人類が凶暴な「ハングリーズ」と化し、生き残ったわずかな人々は壁に囲まれた安全が確保された基地内で暮らしていた。そのなかでもイングランドの田舎町にある軍事施設には、ウィルスに感染しても見た目が変わらず思考能力も保ち続ける「セカンドチルドレン」たちが収容され、彼らからワクチンを作り出すべく研究が行われている。ある日、その子どもたちの中に特別な知能を持つメラニーという名の少女が出現し、事態が動き出す。

原題:The Girl with All the Gifts / 製作:イギリス・アメリカ(2016年) / 日本公開日:2017年7月1日 / 上映時間:111分 / 製作会社:Altitude Film Sales / 配給: / 製作費:500万ドル / 興行収入:

★【スタッフ】
監督:コーム・マッカーシー
脚本:マイク・ケアリー
撮影:サイモン・デニス
音楽:クリストバル・タピア・デ・ビール

★【キャスト】
ジェマ・アータートン、パディ・コンシダイン、グレン・クローズ、セニア・ナニュア

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パンデミックにより人類が凶暴化…『ディストピア パンドラの少女』本予告

パンデミックにより人類が凶暴化…『ディストピア パンドラの少女』本予告


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★【評価】

IMDbRotten TomatoesMetacritic
6.7/1084%67
映画.comYahoo! 映画Filmarks
3.3/5.03.32/5.003.4/5.0
coco映画ぴあ映画生活  KINENOTE  
81%73点71.6点
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A(おすすめの名作)

★【感想・批評】

無料ホームシアター(2017年8月4日) 
ゾンビ映画に新たな傑作が!と個人的には手放しで称賛してしまったのが本作。ロメロ型のゾンビ映画はどちらかと言えば社会風刺。ゾンビはその時代の恐怖のメタファーだった。しかし、本作は全く新しい役割をゾンビに与えたのである。これは画期的ではないか。単に恐怖の象徴として怖がっているだけではダメというメッセージ。その背景にあるのはやはり現代の社会情勢。テロに怯える社会で、悪を消し飛ばす発想は時代遅れだし、未来は作れないのだ。
SPACEMOV (2017年8月6日) 
新鮮で後にも先にもない唯一無二のゾンビ映画のように思いました。序盤の拘束された子供達の一人がこの物語の主人公で、彼女の行動や発言がこの映画の最大の魅力の一つ。人間として生まれてこれなかった自身の境遇に「苦しみ」も生まれたが、他にもゾンビに怯えない彼女だからこその考えも生まれてきた。ラストは人類の社会を発展させるために欠かせないことをしているシーンとなる。きっとその先に待つのはディストピアではないだろう。
DAILYMOTION (2017年8月9日) 
序盤の得体の知れない恐怖が渦巻く雰囲気はシチュエーションスリラー的。そこからの舞台の開放化。そして怒涛の逃走劇。このスピード感が本当にスリルで楽しい。その後は謎の少女を通した、不思議な共生関係が描かれる。ゾンビは倒すものという勧善懲悪から脱したシナリオは完全に原作勝ちであり、その映画化の本作も大成功している。ただのエンタメではないゾンビ映画を観たいなら、この映画は選択肢に入れておくべきだ。衝撃を約束する。