TOKYOデシベル

その夢は、東京の音の地図を作ること

作家、ミュージシャン、映画監督として活躍する辻仁成が、1996年に三島由紀夫賞候補作となった自身の同名小説を映画化。大学教授の宙也には普通の人が思いもつかない目標があった。それは「東京の音の地図を作る」という途方もないものだった。その果てしない夢を叶えるために、東京のあちこちを回り、その音を集音し、独自に解析をしていた。そんな変わり者の宙也についていく人はなかなかおらず、また彼のもとから恋人のフミが去っていったばかり。そんな中、宙也の前に謎の女・マリコが現れる。宙也と徐々に関係を深めていく中で、フミと宙也の関係を知ったマリコは、宙也にある提案をする。それは、かつての恋人であるフミの生活を盗聴するというものだった。倫理的な問題の抱えるその突拍子もないアイディアに戸惑うが…。

原題:TOKYOデシベル / 製作:日本(2017年) / 日本公開日:2017年5月20日 / 上映時間:97分 / 製作会社: / 配給:タイタン

★【スタッフ】
監督:辻仁成(関連作品:『醒めながら見る夢』)
脚本:辻仁成
撮影:船本賢悟
音楽:SUGIZO

★【キャスト】
松岡充、安倍なつみ、長井秀和、鈴木優希、宮地大介、入江要介、村井良大、山中秀樹、坂上忍、安達祐実

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映画「TOKYOデシベル」本予告編

映画「TOKYOデシベル」本予告編

(C)「TOKYO DECIBELS」製作委員会


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★【感想・批評】

映画フリー (2017年6月10日) 
東京じゅうの音を録音していくという、かなりぶっとんだアイディアを実行していく男の話。東京なんて全て騒音なのではないかと思うが、場所によっては気づいていないような味のある音が身近にあるのかもしれない。または今は皆イヤホンをして音楽を持ち歩いている時代。それへのカウンターとして音を聞こうというきっかけの意味もあるかもしれない。そして、それは人の声を聴くという意味でもある。他人に耳を傾けてみようではないか。
BILIBILI (2017年6月11日) 
先鋭的でいかにも大衆娯楽とは異なる自己表現としての映画を愛している監督らしい作品だった。「TOKYO」という映画ではあるが、その目的にはそこまで東京ありきの作品ではない気もする。要するにただのご当地感を出した作品ではないということだ。それこそ海外でも評価されうるパワーを秘めている。典型的なインディペンデント映画でありながら、しっかり日本のテイストも含みつつ、日本っぽさに媚びることもしない。さすがの手腕であろう。
PARAVI (2017年6月12日) 
自筆小説の映画化なので、セリフ回しといい、演出が完全にノベライズ的な非リアルを全面に出している。当然そんなものは監督も承知の上であり、こんなの現実的じゃないという指摘はナンセンスだ。映像自体は低予算のなかでも工夫が感じられ、わかる人にわかればよいというスタンスが基本軸。この映画の一番の大事な部分は、映像でも演技でもない。もちろん音だ。東京という都市を異国的な視点から切り取ったワンダフルな作品だったと思う。