映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ

キネマ旬報ベスト・テンの日本映画第1位

最果(さいはて)タヒさんの詩集を映画化。2017年の東京。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働く美香と、日雇い労働者の慎二が生きるすべを模索しながら、互いに惹かれあっていく様を描き出す。看護師をしながら夜はガールズバーで働く美香は、言葉にできない不安や孤独を抱えつつ毎日をやり過ごしている。一方、工事現場で日雇いの仕事をしている慎二は、常に死の気配を感じながらも希望を求めてひたむきに生きていた。排他的な東京での生活にそれぞれ居心地の悪さを感じていた2人は、ある日偶然出会い、心を通わせていく。

原題:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ / 製作:日本(2017年) / 日本公開日:2017年5月13日 / 上映時間:108分 / 製作会社: / 配給:東京テアトル、リトルモア

★【スタッフ】
監督:石井裕也(関連作品:『バンクーバーの朝日』)
脚本:石井裕也
撮影:鎌苅洋一
音楽:渡邊崇

★【キャスト】
石橋静河、池松壮亮、佐藤玲、三浦貴大、ポール・マグサリン、市川実日子、松田龍平、田中哲司

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『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』特報

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』特報

(C)2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会


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★【感想・批評】

映画の無料動画で夢心地(2017年6月10日) 
原作も変わっているし、ドラマ性をあえて排除した側面も目立つし、そのせいか風景とか行動範囲があまりにも自分の日常に近すぎて、映画のスクリーンとこっちが地続きになってるような、はじめての変な感覚になりました。大きな出来事である3.11震災と2020五輪の間の今、東京に生きる人間たちの感情を、シネエッセイとしてアングラ精神満載で描き切ったという点での評価が全てなのでしょう。東京以外の視点はどうなのでしょうか、気になります。
BILIBILI (2017年6月12日) 
「嫌なこと全部俺が半分にしてやる」そんな言葉が人を楽にできたらどんなに幸せか。最果タヒの詩集の映画化という超難題にここまでのものを仕上げてきたらじゅうぶん合格だろう。恋愛映画ではあるが、二人とも恋愛に消極的というのがちょっと新鮮で、また独自の味になっている。最果タヒの詩に特徴的なアフォリズムをうまく映像化し、それを勝手に変換することなく、極力そのまま届けることに成功しているのは素晴らしいと思う。
PARAVI (2017年6月15日) 
退屈な人と刺激を受け取る人で差が激しい作品なのかなと思います。「東京には何千万人も人がいるのにこうして何回も会うなんて、どうでもいい奇跡だね」という本当になんてことはない出来事。それを大きな意味があることと捉えるか、はたまたそんなの普通だこじつけだと突き放すか、それは個人の問題。でも、この映画ではあえてそれに恥ずかしいと避ける人を焦点にあてる。いわばドラマ性が嫌いな人たち。しかし、それでドラマが生じるのです。