ほしのこえ

新海誠監督が描く、時の流れに引き裂かれた二人の想い

「私たちは、たぶん、宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ」。『君の名は。』を生んだアニメーション監督の新海誠が、初期に個人制作して監督・脚本・演出・作画・美術・編集のほとんどをひとりで手がけたSF短編アニメ。2039年、NASAの調査隊が火星のタルシス台地で異星文明の遺跡を発見し、突然現れた地球外知的生命体タルシアンに全滅させられた。この出来事に衝撃を受けた人類は、遺跡から回収したタルシアンのテクノロジーで、タルシアンの脅威に対抗しようとしていた。中学3年の夏、国連宇宙軍の選抜に選ばれた長峰美加子は、思いを寄せていた同級生の寺尾昇に別れを告げる。美加子は地球を後にし、昇は普通の高校へ進学。地球と宇宙に引き裂かれた2人はメールで連絡を取り続けるが、美加子が地球から離れるに従い、メールの往復にかかる時間は何年も開いていく。それでも二人は連絡を止めない。そして、ついに…。

原題:ほしのこえ / 製作:日本(2002年) / 日本公開日:2002年2月2日 / 上映時間:25分 / 製作会社: / 配給:MANGAZOO.COM

★【スタッフ】
監督:新海誠(関連作品:『雲のむこう、約束の場所』)
脚本:新海誠
音楽:天門

★【キャスト】
武藤寿美、鈴木千尋

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「ほしのこえ」予告編

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★【受賞】
第6回文化庁メディア芸術祭で特別賞を受賞。

★【感想・批評】

映画フリー (2017年1月2日) 
新海誠監督作の中ではもっとも「君の名は。」に近い要素を持っている。つまり、時空を超えてつながっているようにみえてすれ違っていく二人の若い男女という観点である。ジャケットなどでは思いっきりロボットもののようなジャンルに思えるが、実際の中身はこのすれ違いという極めてエモーショナルなドラマにおける感情の機微をメインにしており、監督の得意分野がすでに確立している証拠をいえるだろう。個性が光る不思議なバランスの作品だ。
SPACEMOV (2017年1月13日) 
宇宙と地球では距離が離れすぎているので時間の流れがどんどんズレていくという話を見て、完全に「インターステラー」を思い出したのはここだけの話。一通のメールが届くのは、なんと8年後。そのメールにある後半の伝えたかったこともノイズで消えてしまっている。作品の製作年代的にメールが若者の間で浸透していた時代だから、こういうメールをキーワードに届かない想いを描くというのは非常に新しかったと思います。今はSNSになりましたが。
CRUNCHYROLL (2017年1月19日) 
作画や設定などまだ新海作品の中では駆け出し感あるけど、好きな作品。メッセージ性が強く、背景もこの頃から独特の綺麗さも持っていて、相変わらず言葉のチョイスも素敵。これを1人で作ったのかと思うと感心するし、この実力が成長してあそこまでの大成功をつなげたのはさすが。時代性を感じられるガラケーに対する考え方からは、当時の若者の思想が垣間見え、この新海誠は時代を切り取るのがとにかく旨いなと当時から思っていました。