トータル・リコール(2012)

トータル・リコール

フィリップ・K・ディックの人気SFを再映画化

フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化したアーノルド・シュワルツェネッガー主演の同名SFアクションを、コリン・ファレル主演で新たに映画化。監督は「ダイ・ハード4.0」のレン・ワイズマン。戦争の果てに環境が荒廃した近未来。工場労働者のダグラス・クエイドは、退屈な日々の生活に嫌気がさし、記憶を売買するリコール社を訪れる。しかし、クエイドが新しい記憶を植えつけられようとしたとき、突然、警官隊が襲来。クエイドは思わぬ戦闘能力を発揮し、その場を逃げ切る。やがてクエイドは、現在の自分が、記憶を上書きされてダグラス・クエイドという人物になっているだけだということを知り、自分の記憶のどこまでが本物なのか、すべてを疑いながら戦いに巻き込まれていく。

原題:Total Recall / 製作:アメリカ(2012年) / 日本公開日:2012年8月10日 / 上映時間:118分 / 製作会社:Original Film / 配給:ソニー・ピクチャーズ

★【スタッフ】
監督:レン・ワイズマン
脚本:カート・ウィマー、マーク・ボンバック
撮影:ポール・キャメロン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

★【キャスト】
コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール、ブライアン・クランストン、ボキーム・ウッドバイン、ジョン・チョー、ウィル・ユン・リー

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映画『トータル・リコール』予告編

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★【評価】
Rotten Tomatoes 30%

★【感想・批評】

映画の無料動画で夢心地(2016年1月17日) 
作中の至る所で旧作の敬意を感じる。レトリックとして旧作を踏襲しつつも火星のテラフォーミングという大きすぎな絵を描かず、あくまで地球内に収めたのはベストな判断。ゲート通過の「あのおばちゃん」が、旧作と同じセリフを言うという憎い演出もある。旧作のハウザーはシュワルツェネッガーなので暴走ゴリラ的な強さだったが、リメイク版のコリン・ファレルはどちらが真の記憶かという大人な葛藤と決断のサスペンスが前面に出ているのも良い。
OPENLOAD (2016年1月18日) 
前半はサイバーパンク的でむちゃくちゃ好みだった。しかし、この時代ではそれだけではオリジナリティがないのでいろいろアレンジしてきている。リメイクとしては、シュワ版と比べるとストーリーもシュワ版より丁寧には描かれているが、あの独特の世界観での疾走感ある展開は劣るので、人それぞれの好みの問題だろう。コリンファレルだと漂わす雰囲気からして違いますから、ドキドキハラハラする基本は同じでも、中身が変わるのは無理もない。
DAILYMOTION (2016年1月29日) 
前に元作品を見たからもういいかと思ったけど、このリメイク版は新鮮なSF映画として観られて良かった。オリジナル版の火星とかではなく地球の中での設定にしたりしており、プロットをいただいて参考にした程度の本作は、オリジナル版とは別物と考えた方が良いかもしれない。雨がシトシト降っていて、和傘をさす人も見られ、和風看板「夜伴」なども見られるあたりは「ブレードランナー」っぽい。というか、明らかに意識しているとは思う。