君が生きた証

その歌には衝撃の事実が隠されていた

「ファーゴ」「マグノリア」などで知られる名優ウィリアム・H・メイシーが初監督を務め、死んだ息子が残した楽曲を歌い継ぐ父親と、その歌に魅了されたミュージシャン志望の青年が、音楽を通じて再生し、成長していく姿を描いたドラマ。やり手の広告宣伝マンだったサムは、大学生の息子ジョシュを銃乱射事件で亡くしてしまう。会社を辞め、荒んだ生活を送っていたサムは、別れた妻から音楽好きだったジョシュが残したという歌の歌詞とデモテープを受け取る。その曲を聴き、息子のことを何も知らなかったことに気付いたサムは、ジョシュの遺品でもあるギターを手に、場末のライブバーでステージに飛び入り参加する。そんなサムの演奏を聴き、感銘を受けたロック青年のクエンティンはサムを説得し、親子ほど年の離れた2人はバンドを結成することになる。

原題:Rudderless / 製作:アメリカ(2014年) / 日本公開日:2015年2月21日 / 上映時間:105分 / 製作会社:Unified Pictures / 配給:ファントム・フィルム

★【スタッフ】
監督:ウィリアム・H・メイシー
脚本:ウィリアム・H・メイシー 、 ジェフ・ロビンソン 、 ケイシー・トゥエンター
撮影:エリック・リン

★【キャスト】
ビリー・クラダップ、アントン・イェルチン、フェリシティ・ハフマン、ジェイミー・チャン、セレーナ・ゴメス

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『君が生きた証』予告編

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★【感想・批評】

●映画FUN (2016年1月2日) 
どうせこれは泣ける系の話だろうとたかをくくっていました。むしろ音楽で死を乗り越える的な、父子のベタ過ぎるノリを事前の情報からプンプン感じて、すでに興味も失せていました。監督だって有名ではないし、地味なドラマなんだろうなと。それは大きな間違いだったことを今になって反省しています。私がバカでした。大変申し訳ありません。ここにお詫び申し上げます。なんでこんな名作を見逃していたのか、私の映画を見ぬく能力の低さに怒りです。
●SPACEMOV (2016年1月15日) 
これは絶対にネタバレがダメなやつです。繰り返しますが、必ず事前情報など中身に触れる文章は読まずに、評判も聞かない方がいいです。かといって、それじゃあ、この作品の良さを宣伝できない。なんてもどかしいんだ。とにかく「えっ!」と驚愕するような仕掛けがあり、それがこの物語の求心力になっていきます。製作者はどこまで狙ったのかは不明ですが、まんまとやられました。これはずるいですよ。そしていつのまにか2度目の視聴をしている…。
●OPENLOAD (2016年1月17日) 
この映画を鑑賞したら、あなたは絶対にもう一度この映画を見たくなる! そんなダサいキャッチコピーを考え付きたくなるほど、巧妙なプロット。全てがひっくり返ったとき、私はそういうことか~と思わず口を出してしまったほど。つまり、あれはああで、これはこうなのか。それにしてもなんて難しいテーマなのでしょうか。答えは出ないし、悩んでも正解どころか批判をされてしまう。だからこそせめて歌うしかないのかもしれませんけど。