海にかかる霧

その船で起こったことは誰も知らない

「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」のポン・ジュノが製作を務め、「殺人の追憶」の脚本を担当したシム・ソンボが監督デビューを果たしたサスペンス。2001年に韓国で実際に起こった「テチャン号事件」を題材にした舞台劇「海霧(ヘム)」を映画化した。不況にあえぐ漁村の漁船チョンジン号の船長チョルジュは、中国人の密航者を乗船させるという違法な仕事に手を出してしまう。沖合で密航船と合流し、密航者たちを乗り換えさせて陸まで運ぶという簡単な仕事のはずだったが、海上警察の捜査や悪天候に阻まれ、思いもよらない事態へと発展していく。

原題:海霧 Haemoo / 製作:韓国(2014年) / 日本公開日:2015年4月17日 / 上映時間:111分 / 製作会社: / 配給:ツイン

★【スタッフ】
監督:シム・ソンボ
脚本:シム・ソンボ、ポン・ジュノ
撮影:ホン・ギョンピョ

★【キャスト】
キム・ユンソク、パク・ユチョン、ムン・ソングン、キム・サンホ、イ・ヒジュン

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『海にかかる霧』予告編

『海にかかる霧』予告編

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★【評価】
Rotten Tomatoes 57%

第35回青龍映画賞で新人男優賞を受賞。

★【感想・批評】
宇多丸:ザ・シネマハスラー
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸による痛快な映画評論。

●映画フリー (2016年1月22日)
とてもあっけない表現でこの映画を雑に説明するなら、船上での男女のラブ・サスペンスといえる。しかし、タイタニックのような甘々の煌びやかなロマンスとはまるで正反対だ。「海にかかる霧」はひたすら醜く、汚く、恐ろしい。人間の業を描いている。それらがすべて海に飲み込まれる瞬間は、神からの鉄槌なのか。それを普段は隠している霧が映画という魔法で観客にだけ晴れてスッと見えるとき、その光景を目撃した私たちは何を観るのか。
●BILIBILI (2016年3月14日) 
韓国映画っぽく、どうしようもなく欲深い人間たちを生々しく描くのが本当にウマい。空気感の本気さがギシギシと体に突き刺さる。役者の顔からしてにじみ出るダメそうなオーラがとんでもなく良い。俳優陣はすごく体を張った演技を披露しており、水の撮影は大変だったろうに、こちらまで息苦しさが伝染してくるなんて恐ろしい。おそらくあの船の空間自体が今の韓国の社会の縮図になっているのだろうなと思うと、また違った面白さが見えてくる。
●STREAMANGO (2016年10月26日)
狂気と混沌の韓国映画の傑作。衝撃的でもう一度観るのは苦しいくらい印象に残るヘビーさだが、それでもその覚悟で見る価値はある。実際の事件を基にしてるとはいえ、かなり娯楽映画的な翻案が大胆になされていて、実際の事件は取っ掛かりのヒントぐらいにしか片鱗が残っていない。それでもこの恐れを知らないアレンジこそ韓国映画をここまでの名作に押し上げる理由ではないか。安易にエンタメにも走らず、物語性にこだわる。ぜひ日本も参考に。