野火(2015)

戦争の異常性を生々しく描く塚本晋也、渾身の一作

1959年に市川崑により映画化された大岡昇平の同名小説を塚本晋也の監督、脚本、製作、主演により再び映画化。日本軍の敗北が濃厚となった第二次世界大戦末期のフィリピン戦線。結核を患った田村一等兵は部隊を追放され、野戦病院へと送られる。しかし、野戦病院では食糧不足を理由に田村の入院を拒絶。再び舞い戻った部隊からも入隊を拒否されてしまう。空腹と孤独と戦いながら、レイテ島の暑さの中をさまよい続ける田村は、かつての仲間たちと再会する。戦場という異常な空間で極限状態に追い込まれた人間たちが描かれる。

原題:野火 / 製作:日本(2014年) / 日本公開日:2015年7月25日 / 上映時間:87分 / 製作会社: / 配給:海獣シアター

★【スタッフ】
監督:塚本晋也
脚本:塚本晋也
撮影:塚本晋也、林啓史
音楽:石川忠

★【キャスト】
塚本晋也、リリー・フランキー、中村達也、森優作、中村優子、山本浩司、神高貴宏、辻岡正人

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『鉄男』シリーズなどの塚本晋也監督作!映画『野火』予告編

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★【感想・批評】
宇多丸:週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸の痛快な映画評論。

映画フリー (2016年7月7日) 
観る勇気がずっとなかった。なぜだろう。別に戦争映画が嫌いなわけではない。残酷な描写が苦手でもない。それでもこの作品を視聴する一歩を踏み出せずにいた。そしてついに鑑賞した。人間の極限の生々しさに画面から一瞬足りとも目が離せなかった。戦後、多くの帰還兵がトラウマに苦しんだ理由が映像で嫌というほど理解できる。それと同時に自分がこの作品を避けてきた理由が分かった気がする。本物の戦争の臭いを感じていたのか、本能なのか。
映画FUN (2016年7月26日) 
塚本晋也の最高傑作。戦争の悲しさ、辛さ、苦しさ、悲惨さを強く感じるといえば、どの戦争映画も同じだと思うかもしれないが、この作品は物凄く生々しい。低予算で作られた一作でありながら、不思議とどんな大作の戦争映画よりもリアルなのだ。最後にご飯に対してお辞儀を何度もしているのが印象に残る。平和な日本に生まれてこれて良かったと思うが、その平和は無数の犠牲の上に成り立っていることを思い知らされたというのが正直な感情だ。
SPACEMOV (2016年9月13日) 
小さなイモを激しく奪い合う日本兵、ジャングルの風景と化す死体の山、挙句の果てに起こる食人行為。これがこの世界の日常なのだ。生きたいという思いはここまで人を追い込むのかと愕然としてしまう。戦争の負の側面をオブラートに包まず、醜いまでにさらけ出していて、新鮮だった。最近の邦画で描かれる戦争はノスタルジーでやや美化されている傾向にあるだけに、真に迫る描写に磔にされたような気分になった。ぜひ目を背けず見てほしい。
DAILYMOTION (2016年9月18日) 
戦場で起こる全てのことに善悪などないという現実を突きつけられました。この映画は戦争はよくありませんというようなありきたりな反戦を伝えるものではありません。戦争を徹底的に本物として描写し、真実を突きつけるものです。その真実には、偉そうな道徳的なメッセージは存在する隙もなく、ただただ無慈悲なものでした。「戦争=生きる・死ぬ」ということに直結していた時代、生命の尊さと残酷さは同じであったのでしょうね。