羊の木

あなたは誰を疑い、誰を信じますか

原題:羊の木
製作:日本(2018年)
日本公開日:2018年2月3日
上映時間:126分
製作会社:
配給:アスミック・エース
製作費:
興行収入:

★【あらすじ】
吉田大八監督が錦戸亮を主演に実力キャストを揃えて、山上たつひこ原作・いがらしみきお作画の同名コミックを実写映画化したミステリー。寂れた港町・魚深にそれぞれ移住して来た6人の男女。彼らの受け入れを担当することになった市役所職員・月末は、これが過疎問題を解決するために町が身元引受人となって元受刑者を受け入れるという国家の極秘プロジェクトだと知る。月末や町の住人、そして6人にもそれぞれの経歴は明かされなかったが、やがて月末は、6人全員が元殺人犯だという衝撃の事実を知ってしまう。そんな中、港で起きた死亡事故をきっかけに、町の住人たちと6人の運命が交錯しはじめる。

★【スタッフ】
監督:吉田大八(関連作品:『美しい星』)
脚本:香川まさひと
撮影:芦澤明子
音楽:山口龍夫

★【キャスト(キャラクター)】
錦戸亮(月末一)、木村文乃(石田文)、北村一輝(杉山勝志)、優香(太田理江子)、市川実日子(栗本清美)、水澤紳吾(福元宏喜)、田中泯(大野克美)、松田龍平(宮腰一郎)、中村有志(雨森辰夫)、安藤玉恵(内藤朝子)、細田善彦(田代翔太)、北見敏之(月末亮介)、松尾諭(須藤勇雄)、山口美也子(志村妙子)、鈴木晋介(神崎良作)、深水三章(目黒厚)

【無料動画】

映画『羊の木』 予告編

映画『羊の木』 予告編

(C)2018「羊の木」製作委員会 (C)山上たつひこ、いがらしみきお/講談社


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★【評価】

IMDb Rotten Tomatoes Metacritic
??/10 ??% ??
映画.com Yahoo! 映画 Filmarks
3.4/5.0 3.67/5.00 3.4/5.0
coco映画レビュー ぴあ映画生活   KINENOTE  
??% ??点 ??点
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B(ベターな良作)

★【インタビュー】
・吉田監督「今後さらに少子化が進めば、日本も本格的な移民受け入れを選択するかもしれない。そうなると言葉や文化が違う人たちといかに暮らしていくかがもっと切実な課題になってきます。元殺人犯という社会にとって“究極の異物”と、彼らを受け入れる側の葛藤を描くことを通じて、アクチュアルな問題に近付けるんじゃないかと」
・松田龍平「基本は、セリフをちゃんと自分の中に入れて、その意味を解釈することですかね。自分なりに思い描いた宮腰を、1度吉田監督の上にのせてみて、それをいい感じでマイルドにしていただいた、そんな感触が残っていますね」

★【感想・批評】
宇多丸:週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸の痛快な映画評論。

●無料ホームシアター(2018年2月5日) 
刑期を終えた元受刑者を自治体が受け入れる新仮釈放制度により、閑散とした港町・魚深市に男女6人が移住してくるというあらすじから予想できるものとはガラリと違う内容です。まさに急転直下。これぞ吉田大八監督の荒業ですが、きっと普通のサスペンスを期待していた人は驚きでしょう。吉田大八監督の過去作でこの雰囲気に慣れている人は覚悟していたことですが。予測不可能さを楽しむためにも、原作は読まなかったほうが正解かもしれません。
●BILIBILI (2018年2月6日) 
誰がいつ何を起こすかわからない緊迫の状態。別に露骨な脅威を見せるわけではない。それでも人道的に疑ってはいけないと思いつつも疑ってしまう。キリキリした空気がずーっと続くので、観客も試されていくのが恐ろしくも面白い。最初はこの映画はどこに行きたいのかわからずに迷うと思います。でもラストまで目を離さないでください。吉田大八作品はいつもクライマックスで予想外の飛躍をしてくれるので最高ですから。全てがそこに意味があります。
●PARAVI (2018年2月7日) 
今作は錦戸亮さん演じる市役所勤めのザ・普通人間が市の取り組みで6人の殺人犯の受け入れの担当を命じられるところから始まる。ひとつ言っておくべきは、この映画は伏線を楽しむ系の作品ではない。ミステリーと宣伝されてはいるが、謎解きは重要ではない。真に見るべきは人間の心理ドラマだ。それもこれみよがしなゲーム的な駆け引きではない。見えない葛藤である。エンドロールは必見。これを観ずにこの映画を語ることはできないだろう。

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