Seventh Code セブンス・コード

黒沢清監督と前田敦子のタッグ作

原題:Seventh Code セブンス・コード
製作:日本(2013年)
日本公開日:2014年1月11日
上映時間:60分
製作会社:
配給:日活
製作費:
興行収入:

★【受賞】
第8回ローマ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門で最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞を受賞。

黒沢清監督が前田敦子を主演に迎え、全編オール・ロシア・ロケて贈るミステリー・サスペンス。ロシア・ウラジオストクを舞台に、想像を超える結末が待ち受ける。元々は前田敦子4枚目のシングル「セブンスコード」のミュージック・ビデオとして制作された。東京で知り合った男・松永のことが忘れられず、ロシアのウラジオストクまでやってきた高山秋子。しかし、再会を果たした松永は秋子のことを覚えておらず、「外国では人を信じるな」とだけ言い残して姿を消す。松永の後を追おうとした秋子はマフィアに襲われ、荷物も所持金も何もかも全てを奪われてしまう。荒野に捨てられた秋子は何とかして街に戻り、日本人の斉藤が経営するレストランに職住を得て、再び松永を探し始める。そんなある日、店の前を松永が通り過ぎ、秋子はその後を追いかけるが…。

★【スタッフ】
監督:黒沢清(関連作品:『リアル 完全なる首長竜の日』)
脚本:黒沢清
撮影:木村信也
音楽:林祐介

★【キャスト】
前田敦子、鈴木亮平、アイシー、山本浩司

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映画『Seventh Code セブンス・コード』予告編

映画『Seventh Code セブンス・コード』予告編

(C)2013 AKS


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★【感想・批評】

映画フリー (2016年1月14日) 
元はMVだそうですが、映画としてもそれなりには見れるしっかりした内容で、さすがは黒沢清監督作だなと思わされました。前田敦子は黒沢清との相性がいいことを痛感します。鈴木亮平のストーカー状態が妙に似合ってしまう前田敦子はさすがと言えばさすがの演技。やっぱりアイドルよりも役者の方が似合っていたのでしょう。しかし、前田敦子の食べっぷりが、半端じゃなかったですね、ガツガツ具合が何とも言えない変な感じで印象的でした。
BILIBILI (2016年1月15日) 
思えばここ数作における黒沢作品の男女のあり方は完全にひっくり返るように逆転してしまっている。90年代の黒沢映画においては、男性の主人公の力が明らかに絶対であり、女性はそれに従属する形で家庭にいることが多かったと思う。しかし、いつごろか、すっかりその立ち位置は変わった。これは世相の反映というよりは、黒沢作品の鋭い社会風刺も合わせて、必然の流れだったのだろう。これからも今作のような個性的な映画を作ってほしい。
PARAVI (2016年1月16日) 
前田敦子はポテンシャルの高い女優だとあらためて思い知らされた。「もらとりあむタマ子」的な、恥も外聞もない演技の気持ちよさがある。既に素晴らしい女優なのだが、一部では過小評価されているのは元アイドルだからだろうか。だとしたら、ふざけた話である。そんな偏見でしかないのなら、その人は映画を見る才能はない。映像はやはり黒沢清タッチとしか言いようがない出来で、PVという扱いにするのはもったいない企画であった。