リベリアの白い血

過酷な移民の現実が待っていた

原題:Out of My Hand
製作:アメリカ・リベリア(2015年)
日本公開日:2017年8月5日
上映時間:88分
製作会社:Imperfect Films
配給:ニコニコフィルム
製作費:
興行収入:

ニューヨークを拠点に活動し、本作が長編デビュー作となる福永壮志監督が、ニューヨークとアフリカを舞台に描く移民の物語。シスコはリベリア共和国のゴム農園で働きながら、家族を養っていた。過酷な労働環境改善のため、仲間たちとともに立ち上がるが、状況は一向に変わる気配がなかった。そんな折、シスコはいとこのマービンからニューヨークの話を聞き、生活を良くするために愛する家族をリベリアに残し、単身アメリカへ渡ることを決意する。ニューヨークのリベリア人コミュニティに身を置き、タクシードライバーとして働き出したシスコは、移民の現実に直面しながらも、多種多様な人が住み、騒がしい都会での生活に少しずつ順応していく。しかし、予期せぬタイミングで元兵士のジェイコブと再会したシスコに、リベリアでの忌々しい過去がよみがえってくる。

★【スタッフ】
監督:福永壮志
脚本:福永壮志、ドナリ・ブラクストン
撮影:村上涼、オーウェン・ドノバン
音楽:タイヨンダイ・ブラクストン

★【キャスト】
ビショップ・ブレイ、ゼノビア・テイラー、デューク・マーフィー・デニス、ロドニー・ロジャース・べックレー

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映画『リベリアの白い血』予告編

映画『リベリアの白い血』予告編

© 2017 nikonikofilm


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★【感想・批評】

映画フリー (2017年9月10日) 
リベリアという国名はラテン語のLiber(自由)に由来するとか。しかし、労働というのは現状、自由からは程遠いものである。それは本来は、人は労働によって貧困から解放されて自由を手にするはずだった。けれど、待ち受けていたのはひたすら酷使される実態だけ。そして、自由という国からやってきた自由を求めた主人公が別の自由を掲げる大国にやってきてやはり自由を得られずに苦しむ。なぜこんなにも社会は冷たく恐ろしいのか。
OPENLOAD (2017年9月17日) 
ドキュメンタリーを原作にしたフィクションで、移民の過酷な姿がヒシヒシと伝わってきます。移民問題を自身の題材として、ここまでの作品を作った若手の日本人監督がいるということはしっかり記憶しておきたいし、賞賛しても仕切れないと思います。日本人はかねてからこの問題に無関心です。日本にだって外国人労働者はたくさんいて、しかも法律なんて無視した酷い扱いを受けているにもかかわらず。こんな状況であれば、いつか必ず報いがきます。
SPACEMOV (2017年9月18日) 
闇に浮かぶ白い電灯からひっそりと始まり、黙々と寡黙な男のゴム採集の仕事を映すという労働の姿を示した冒頭が力強い。刻まれた木から滴り落ちる白い樹液に生命の力を感じる。このように本作では単なる作業で終わってしまうような光景を、ひとつの芸術のようにとらえるカットが新鮮だ。こんなカメラワークは見たことがない。しかし、今作のカメラマンが撮影中マラリアに罹りこの世を去ったと聞いて、とても残念で惜しい気持ちにもなった。