韓国が國村隼を絶賛!人知を超えた恐怖映画
原題:The Wailing
製作:韓国(2016年)
日本公開日:2017年3月11日
上映時間:156分
製作会社:
配給:クロックワークス
製作費:
興行収入:
【あらすじ】
平和なある村にやってきた得体の知れないよそ者の男が発端となる惨劇を描く韓国製サスペンススリラー。ナ・ホンジン監督が手がけ、怪しい男を演じた國村隼が韓国で高く評価された。目的不明で、突然、村にやってきた謎の男。村じゅうに男に関する噂が広がる中、村人が自身の家族を虐殺する事件が多発する。殺人を犯した村人に共通していたのが、湿疹でただれた肌に、濁った眼をして、言葉を発することもできない状態で現場にいることだった。この異常な要素がありすぎる奇怪な事件を担当する村の警官ジョングは、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。娘を救うためにジョングがよそ者を追い詰めるが、ジョングの行動により村は混乱の渦が巻き起こってしまう。
【スタッフ】
監督:ナ・ホンジン(関連作品:『哀しき獣』)
脚本:ナ・ホンジン
撮影:ホン・ギョンピョ
音楽:チャン・ヨンギュ、タル・パラン
【キャスト】
クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ
【動画】
(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
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【評価】
IMDb | Rotten Tomatoes | Metacritic |
---|---|---|
7.4/10 | 99% | 81 |
映画.com | Yahoo! 映画 | Filmarks |
3.7/5.0 | 3.55/5.00 | 3.9/5.0 |
coco映画レビュー | ぴあ映画生活 | KINENOTE |
90% | 75点 | 76.6点 |
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A(おすすめの名作) |
【感想・批評】

常識をぶちやぶるインパクトだった。自身の理解できる範疇を大きく越えてきたとんでもない映画で、さながら銅製の巨大な鈴で殴られたような衝撃と反響音が脳内で鳴り響いている。なんだこの映画。娘に頭が上がらず、図体がデカイくせにビビりなジョングを演じたクァク・ドウォンも絶品だが、やはり國村準が“噂”通りの怪演、圧倒的存在感! 日本よりも韓国の方が役者の魅力を引き出すのは何千倍も上手いのが悔しい。完敗です。
●BILIBILI (2017年4月24日)

評価が高いのも納得の内容で最後までドキドキして、超スピードであっという間に終わってしまいました。最近、韓国映画のミステリーものや、サスペンスものの勢いはすさまじいですが、韓国の田舎はどうしてこうもおどろおどろしいのか。非現実的な話でも、違和感がありません。白熱すぎる祈祷シーンも圧巻されました。言葉にできない凄さを観客に伝えられるだけで、この映画のパワーが示されているでしょう。これは必見の韓国映画です。