手紙(2006)

青年は大罪に狂わされた

原題:手紙
製作:日本(2006年)
日本公開日:2006年11月3日
上映時間:121分
製作会社:
配給:ギャガ
製作費:
興行収入:12億円

★【あらすじ】
直木賞作家・東野圭吾によるロングセラー小説を映画化。殺人という大罪を犯した兄のせいで、人生を狂わされる弟の受難の日々を追う。工場で働く20歳の青年・直貴には、刑務所に服役中の兄がいる。弟の学費を手に入れるため強盗に入った家で、誤って人を殺してしまったのだ。そんな兄のせいで人生が狂わされ、夢さえも諦めてしまう直貴。そして愛する女性との幸せまでもが脅かされた時、直貴はある決断を下す…。

★【スタッフ】
監督:生野慈朗
脚本:安倍照雄、清水友佳子
撮影:藤石修
音楽:佐藤直紀

★【キャスト(キャラクター)】
山田孝之(武島直貴)、玉山鉄二(武島剛志)、沢尻エリカ(白石由実子)、吹石一恵(中条朝美)、尾上寛之(寺尾祐輔)、山下徹大(嘉島孝文)

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★【感想・批評】

名無しさん(2010年1月10日) 
この映画は加害者家族の目線で描かれている作品である、事件が起きると世間の目は必ず被害者に向けられて加害者の心情や人権というのはあってないようなもの、この映画を観ると物の見方が一方向だけじゃなく視点を変えて考え方も変えてみようと思える。ラストのお兄さんの涙を見たら泣かずにはいられない。なおくんが、兄貴ですからね、どうしようもないけど兄貴ですからっというセリフも手紙では絶縁すると書いているがお兄さんのことを捨てたくて捨てたわけじゃないという気持ちが痛いほど伝わってくる。
名無しさん(2010年2月17日) 
主人公が犯罪加害者家族ということでも「仕方がなかったんだよ~」と受け止めてしまわないようにドラマの犯罪に携わる人物たちそれぞれの心境に立ってまるで陪審員のような冷静な気持で観ることを進める。犯罪を犯した人間の身内がどのような環境に置かれるのか、あまり考えたことも無かったが、あまりの過酷さに見ていて苦しかった。皆さんが仰有るように慰問のシーンは胸をうたれたが、それ以上に子供の砂場で友達をつくろうとする一連のシーンが堪らなかった。東野作品で唯一、「泣けるけれどもきちんと救いがある」作品です。「差別は当然なんだよ」会長のセリフがいい。

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