ローマ環状線、めぐりゆく人生たち

こんなドキュメンタリーを見たことがありますか?

2013年・第70回ベネチア国際映画祭で、ドキュメンタリーとしては史上初となる金獅子賞を受賞した作品。イタリアの首都ローマを囲む環状高速道路GRAに沿って建てられたモダンなアパートに住む老紳士とその娘、シュロの木に寄生した害虫の世界に没頭する植物学者、果てしない交通事故の知らせに休む間もない救急隊員、後継者がいないことに悩むウナギ漁師、年老いたソープオペラの俳優、夢と名声を追う若者など、GRA周辺部に住む人々の暮らしをとらえ、その風景の中からイタリアの光と影や欲望と混沌、そこに生きる人々の息づかいを伝える。ジャンフランコ・ロージ監督がイタロ・カルビーノの名著「見えない都市」にインスパイアされて製作した。

原題:Sacro GRA / 製作:イタリア(2013年) / 日本公開日:2014年8月16日 / 上映時間:93分 / 製作会社: / 配給:

★【スタッフ】
監督:ジャンフランコ・ロージ
撮影:ジャンフランコ・ロージ

★【キャスト】

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映画『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』予告編

映画『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』予告編


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★【感想・批評】

映画FUN (2016年1月8日) 
語りたいことが本当に多くある作品でした。土星の環のようにローマを取り囲んでいる道路の周辺で暮らす人々の会話と生活を淡々と追ったドキュメンタリーで、変な言い方をすれば、絶対につまらなさそうな気がすると思います。でも違うのです。なぜか見続けてしまいました。彼らの人生ははかなく虚しいものばかりだけど、愛しく感じてくるのはなぜでしょう。思考だけがぐるぐる回って答えが出ないのです。
OPENLOAD (2016年1月23日) 
ヴェネチア国際映画祭史上初、金獅子賞を受賞したドキュメンタリー映画。大都市ローマに生きるスポットライトの当たることのない人々の人生の光と影をギュッと凝縮した93分。環状線周辺の人々を捉えるという発想がなかなか思いつかないようで面白い。彼らの日常は「断片」でしか映し出されないので、私はついつい彼らの人生を想像してしまう。それもこの作品を観る一つの楽しみと言ってもいいかもしれない。
SPACEMOV (2016年2月13日) 
映像は、エンディングで流れる物と同じ様に固定設置された防犯カメラが捉えたものをチェックしているような感覚。でも監視するみたいな閉塞感はない。ただあるがままに傍観している。イメージとは全く違う姿のローマが映画の中には存在していた。社会の暗部、街の片隅、光と闇が入り混じる混沌とした空間はおよそ厳格さとは程遠い。エンディングも驚くほどあっさりしている。
STREAMIN (2016年2月19日) 
なぜ監督は環状線をモチーフにドキュメンタリーを撮影しようと考えたのだろうか。この映画には例えばローマと聞いて想像されるようなものは一切入っていない。それは当たり前で、観光産業なんてものは街の中心地にあり、およそ市街の端っこにある環状線付近にあるはずもない。華々しいローマからすれば、彼らはアウトサイドの人間なのだ。しかし、そこには彼らの一人称視点の生活・人生が存在する。これぞ本当のローマの日常なのだ。