リヴァイアサン

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原題:Leviathan
製作:アメリカ・フランス・イギリス(2012年)
日本公開日:2014年8月23日
上映時間:87分
製作会社:Non-Stop Production
配給:
製作費:
興行収入:

【評価・受賞】
Rotten Tomatoes 84%

【あらすじ】
アメリカ、マサチューセッツ州のニューベッドフォード港から出港した大型底びき網漁船の漁業の様子を、11台の超小型カメラを駆使した圧倒的な映像と音響で描いたドキュメンタリー。ハーバード大学の感覚人類学研究所に所属する人類学者でもある映像作家ルーシァン・キャステーヌ=テイラーとベレナ・パラベルが共同で監督。船に乗る漁師たちや網の中でもがく魚、上空を飛ぶカモメなど、さまざまななものの目線から描くことで、現代の商業漁業に関わるすべてのものと人間との関係性を浮かびあがらせていく。

【スタッフ】
監督:ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー、ベレナ・パラベル
撮影:ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー、ベレナ・パラベル

【キャスト】

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【感想・批評】

無料ホームシアター(2016年1月8日) star_5
ここまで映像一筋で訴えてくる作品だとは。圧巻である。ドキュメンタリーといってもインタビューやナレーション一切なし。ひたすら夜の闇の中の漁業船を映す。とにかくショットが斬新で、独創的。決して美しいものじゃないし、グロテスクだし、心地よくもないし、どっちかってと不快指数の方が高い。なのになぜか記憶にガッツリ刻まれる。めちゃくちゃ酔う作品なので、苦手な人はかなり注意が必要ですので、気を付けてください。
映画フリー (2016年1月23日) star_5
ごく単純な漁船と自然の素材の組み合わせで、かなり上手に「怪物」を表現していたと思う。これはドキュメンタリーですが、ホラーです。もうこのままホラー映画の演出に使えるのではないかという感じさえあるほど。闇を基調とした色彩に、不気味な光を放つ船や、不気味なほど鮮明な白色を放つカモメの群れ。おそらく何気ない風景なのかもしれないですが、とらえかたひとつでこんなに印象が変わるなんて。映像のマジックです。
OPENLOAD (2016年2月3日) star_5
リヴァイアサンとは、旧約聖書に登場する「最強の海洋生物」です。今作の怪物は誰なのか。それは見ればわかるとおり。主役は人ではありません。当事者の魚達にとっては、世界の「終末」と呼ぶにふさわしいできごとでしょう。魚達がこの映画を見たら、恐怖で失禁すること請け合い。人間も同じような目に合って、同じような映像が残ったとすれば、それを観た人は絶望的な恐怖を味わうはずです。
SPACEMOV (2016年2月19日) star_5
酔います。それは最初に明言しておかないと。映画の冒頭からなにが起こっているか分からない。ただものすごい映像と音がせまってくる。リアルな人間的視点、魚的な視点、鳥的な視点がごちゃまぜになり、ひとつになったのがこの映画で、それはグロテスクであり、美しくもあり、見ている人の根源的な恐怖を呼び覚ます。この映画から「食べ物を粗末にしてはいけません」という教訓じみたものは一切ない。

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