かぐや姫の物語

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スタジオジブリの高畑勲が世界を驚愕させた

原題:かぐや姫の物語
製作:日本(2013年)
日本公開日:2013年11月23日
上映時間:137分
製作会社:スタジオジブリ
配給:東宝
製作費:
興行収入:24.7億円

【評価・受賞】
Rotten Tomatoes 100%

第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。

【あらすじ】
高畑勲監督が「ホーホケキョとなりの山田くん」(1999)以来、約14年ぶりに手がけた監督作。日本最古の物語といわれる「竹取物語」を題材に、「罪を犯したために、この地に下ろされた」とされてるかぐや姫の犯した罪、そして、罰とは何かを描き出す。昔、山里に竹を取って暮らす翁と媼がいた。早春のある日、翁は光り輝くタケノコの中から手のひらに収まる大きさの姫を見つけ、自宅へ持ち帰る。姫はその日のうちに人間サイズの赤子の姿へと変わり、翁と媼によって「天からの授かりもの」として育てられる。そして、彼女は激動の人生を歩んでいく。

【スタッフ】
監督:高畑勲
脚本:高畑勲、坂口理子
音楽:久石譲
主題歌:二階堂和美

【キャスト】
朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子、高畑淳子、田畑智子、立川志の輔、上川隆也

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【感想・批評】
宇多丸:週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸による痛快な映画評論。

無料ホームシアター(2016年1月13日) star_5
アニメーションというものを身震いするほどすさまじいと感じたのはこの作品が初めてかもしれない。それくらいこの作品の絵の動きが異常に凄い。これは制作に膨大な時間がかかるのも理解できる。一方で、よくこんな狂ったような企画を実現したなと驚愕である。聞けば、製作現場は滅茶苦茶な大変さだったようで、それも納得だ。しかし、その死に物狂いの結果、生み出された作品がここまでのレベルなら、地獄を通過したかいはあったのではないか。
映画FUN (2016年2月26日) star_5
スタジオジブリの高畑勲監督と言えば、宮崎駿のパートナー的存在であり、スタジオジブリ設立のきっかけになった男である。当然、宮崎駿も一目を置いており、その実力は双璧をなすトップクラスだ。しかし、そのあまりの作品に対する執着的な創作意欲のこだわりからたびたび問題を起こして、現場を困らせる。とくに完成までに時間がかかりすぎるという欠点はずっと頭を悩してきた。この作品もそんな苦労の中、生まれた奇跡の一作なのだ。
ANITUBE (2016年3月21日) star_5
この作品の企画は1959年に高畑勲監督が東映動画に入社した当時に考え出した創案にまでさかのぼるというから驚きです。でも、私としては今の時代に作られて良かったなと思います。だってここまでのアニメを作れるなんて凄いでしょう。かぐや姫が絶望の中走り出すシーン。線が綻んでく表現が、もうアニメーションの持つ最大のパワーが全開で、圧巻。どうしてもこの作品を芸術として評価できない日本人が多いのがあまりにも残念でならないです。

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