ザ・トライブ

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この映画を見れば必ず衝撃を受ける

原題:Plemya
製作:ウクライナ(2014年)
日本公開日:2015年4月18日
上映時間:132分
製作会社:
配給:彩プロ、ミモザフィルム
製作費:
興行収入:

【評価・受賞】
Rotten Tomatoes 87%

【あらすじ】
聾唖(ろうあ)者の登場人物により、全編が手話のみで描かれる異色のドラマ。セリフが一切ないため、字幕も吹き替えも存在しない作品で、2014年・第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞。これが長編初監督となるウクライナの新鋭ミロスラブ・スラボシュピツキーがメガホンをとり、プロの俳優ではない、実際の聾唖者たちが役を演じた。聾学校に入学したセルゲイ。一見平和で穏やかに見える学校の裏には、暴力や売春を生業にする組織=族(トライブ)が幅を利かせていた。セルゲイも次第に組織の中で頭角を現していくが、リーダーの愛人アナに恋をしてしまう。そのことがきっかけで組織からリンチにあったセルゲイは、ある決断をする。

【スタッフ】
監督:ミロスラブ・スラボシュピツキー
脚本:ミロスラブ・スラボシュピツキー

【キャスト】
グリゴリー・フェセンコ、ヤナ・ノビコバ、ロザ・バビィ、オレクサンダー・ドジャデヴィチ、ヤロスラヴ・ビレツキー、イワン・ ティシコ、オレクサンダー・オサドッチイ、オレクサンダー・ シデリニコフ、サシャ・ルサコフ

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【感想・批評】

映画の無料動画で夢心地(2016年1月4日) star_5
手話は言語であり、その点をもって高く評価することはこの映画に対して大きな誤解と失礼を生むだろう。字幕も吹き替えも存在しないことは大した意味ではない。あなたの持ちうる想像力をフルで使うことになる。だから解釈の難易度は跳ね上がる。ドキュメンタリーのような普通感と、聾唖者の世界が異質のように見えて、変な気持ちになる。でも、この世界は普通に存在しているのだ。そんな思いを馳せながらこの物語に浸ると別におかしくもな。
映画FUN (2016年1月7日) star_5
音声がなく、でも何を主張しているか、物語がどう展開しているかが読み取るように分かる、他にない素晴らしい作品。言葉によるコミュニケーションも勿論大事だけれど、それだけじゃないし、人間のコミュニティも本当に多種多様で知らないものが多くあるのだと感じさせる。「トライブ」とは部族や族という意味であり、舞台になっているろうあ学校にも悪いトライブが形成されていて、犯罪や売春をする。ひとつの国になっているのが風刺的。
OPENLOAD (2016年1月9日) star_5
無字幕、BGMなし、言語は手話と、唯一無二の手法で展開される映画。糸をピンと張ったような緊張感が常に張り詰めていて、サスペンスのなかでぐいぐいと物語に引き込まれる。手話を学んだ事はないけれど、彼らの操る手話という言語は、表現力豊かで情熱的で、そこが意外だった。もっと淡々とした記号的なものだと思っていた。暴力シーンも、会話の内容がわからない為、最初は突発的で恐ろしかった。しかし、暴力とは本来そんなものかもしれない。

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