個性豊かな海賊が大暴れ
原題:12 Meter ohne Kopf
製作:ドイツ(2009年)
日本公開日:2011年4月(DVDスルー)
上映時間:103分
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【あらすじ】
スベン・タディッケン監督による、14世紀に実在した海賊王の冒険を描いたアクションアドベンチャー。14世紀初頭、後にバルト海の海賊王と呼ばれる若きキャプテン、クラウスと12人のクルー達は今日もまた海賊船を襲う。クラウスは風を読む才能に長け、風上から一気に襲撃をかける。いつもの作戦で優位に立つかと見えていた。しかし、敵船のキャプテンを船内に追い詰めたクラウスは、不意をつかれ心臓にナイフを貫かれてしまう…。
【スタッフ】
監督:スベン・タディッケン
脚本:マティアス・パフト
撮影:ダニーラ・ナップ
音楽:クリストフ・ブラザー、シュテッフェン・カーレス
【キャスト】
ロナルト・ツェアフェルト、マティアス・シュバイグフォーファー、オリバー・ブルーカー、ヤコブ・マッチェンツ
【動画】
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【感想・批評】

タイトルは某映画のパロディですが、内容はオリジナリティーにあふれ、テンポもよく、リアルな(少々コミカルな)海賊たちを見せてくれます。最後が切ないですね。それがいいです。 今は亡き友達が、延々とお調子者トークを繰り広げ、それを主人公が聞きながら、町のフェードバックで終わるシークエンスは、とても心に残ります。しかし、ファンタジーな海賊物語を期待して、胸をときめかせながら再生すると、失望は避けられません。これはあくまで、少々ドジで馬鹿で憎めない海賊たちを描いた、大人向けのストーリーです。
●名無しさん(2011年5月12日)

拍子抜けする程面白い。メジャータイトルのパロディを思わせるようなタイトルだったから、どんなに寒い映画なんだろうと半ば怖いもの見たさで観始めたのに、意外なほど面白かった。嬉しい誤算。というか、これは邦題が悪いと思う。興味深いのは、バルト海海賊王は実在したってところ。どこまで史実に忠実なのか、すり替わりは事実なのか気になります。パロディでもコメディでもありません。たぶん伝記物に近い作品ですがストーリーは単純で理解しやすく面白いです。