ホース・マネー

ポルトガルの鬼才ペドロ・コスタ監督が描く虚実

原題:Cavalo Dinheiro
製作:ポルトガル(2014年)
日本公開日:2016年6月18日
上映時間:104分
製作会社:
配給:
製作費:
興行収入:

「ヴァンダの部屋」「コロッサル・ユース」などでリスボンのスラム街を描いてきたポルトガルの鬼才ペドロ・コスタ監督が、再び同地区を舞台に撮りあげたドラマ。ポルトガルのカーネーション革命やアフリカ諸国の独立といった近代史を背景に、ポルトガルで暮らすアフリカ移民の苦難の歴史と記憶を、虚実入り混ぜた斬新なタッチで描き出す。ポルトガルの首都リスボンのスラム街で、年老いた移民の男が人生を終えようとしている。数十年前にアフリカの火山の島からやって来た彼は、レンガ工場などで日銭を稼ぎながらどうにか暮らしてきた。記憶が途切れ途切れになりながらも、男はかつて故郷で飼っていた1頭の馬のことを思い出す。

★【スタッフ】
監督:ペドロ・コスタ
脚本:ペドロ・コスタ
撮影:レオナルド・シモンイス、ペドロ・コスタ
音楽:オイス・トゥパロイス

★【キャスト】
ベントゥーラ、ビタリナ・バレラ、ティト・フルタド、アントニオ・サントス

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映画『ホース・マネー』予告編

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★【感想・批評】

映画の無料動画で夢心地(2016年7月10日) 
ペドロ・コスタ初体験は、予想を上回るとんでもない異世界へ迷い込む結果となった。物凄いものを観てしまったという感覚だけが強く残るというヘビーなインパクトだった。完璧な構図とライティングで作られた光景はこの世ならざる映像で、もうそれだけで全肯定せざるを得ない。語り口が独特すぎて物語は理解できるかと言われると難しい。しかし、そこは深く気にするポイントではない。むしろ画面を汚す字幕を消して欲しいと思ったくらいだ。
映画フリー (2016年7月13日) 
まさに映画のキャッチコピーのとおり、凄まじい体験をした。映像の力は恐ろしいくらいだ。闇の中にポツポツとある建物の窓の光たちが星のようにみえて、そこにいる2人が宇宙の中にいるようにもみえて、多次元的な解釈ができる。こんなことができるのは、商業的成功はもちろん、映画を観る観客の存在さえも一切無視できるペドロ・コスタ監督の荒業以外の何物でもない。もう作品どうこうの世界ではないですね。被虐を楽しむために鑑賞しています。
OPENLOAD (2016年7月15日) 
とんでもない傑作。完璧な構図とライティングによる強靭な画、記憶の迷宮に囚われた男が文字通り迷宮のように撮られた病院を彷徨う絵を見ながら、観客さえも迷路に苦しんでいく。『ヴァンダの部屋』(2000)の衝撃が個人的には隕石レベルだったのだが、こちらは何だろう。ビックバンだろうか。『スウィート・エクソシスト』とオーヴァーラップするエレベーターのシークエンスはもはや恐怖で、この映画世界の深淵を覗いたら最後、出てこれない。
STREAMIN (2016年7月18日) 
正直いってポルトガルの歴史など露ほども知らないのだが、そんなことを気にならないくらいの衝撃はあった。正直いって完全に理解し切ることなど無理だろうが、漂うだけでも楽しめる類の映画だろう。「これからも3階から落ちるような人生を繰り返すだけ」とか、何を言っているんですか状態がずっと続くわけだが、もはや答えを探すのは無意味。中盤のミュージック・ビデオみたいなシークエンスとか、異彩すぎて映画の皮を破り捨ててますから。