バケモノの子

細田守監督が描く、バケモノと少年の奇妙な関係

原題:バケモノの子
製作:日本(2015年)
日本公開日:2015年7月11日
上映時間:119分
製作会社:
配給:
製作費:
興行収入:

★【評価】
Rotten Tomatoes 89%

★【あらすじ】
『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督が同作以来3年ぶりに送り出すオリジナル長編アニメーション。渋谷の街とバケモノたちが住まう「渋天街(じゅうてんがい)」という2つの世界を交錯させながら、バケモノと少年の奇妙な師弟関係や親子の絆を描く。

★【スタッフ】
監督:細田守(関連作品:『おおかみこどもの雨と雪』、『サマーウォーズ』)
脚本:細田守
音楽:高木正勝

★【キャスト】
役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、山路和弘、宮野真守、山口勝平、長塚圭史、麻生久美子、黒木華、諸星すみれ、大野百花、津川雅彦、リリー・フランキー、大泉洋

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「バケモノの子」予告2

「バケモノの子」予告2

©2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS


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★【感想・批評】
宇多丸:週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸の痛快な映画評論。

●無料ホームシアター(2015年8月2日)
化け物である熊徹が独りになってしまった人間である九太を拾って、互いに喧嘩ばかりの日々を送りながらも九太に技術や強さを17年に渡って愛のある指導で教え込んで育てる…という一見ベタな義理の親子ストーリーのようですが、作中でも公式でも言われていましたが、熊徹も九太と同じく天涯孤独な身で武術なども全部自分の力だけで身につけたんですよね。ベタな関係かもしれませんが、背景を知るとより面白い深い作品でした。
●映画FUN (2015年8月4日)
エンタメとドラマの混ぜ合わせるバランスが本当に上手い。九太に対する態度は粗暴で不器用でも自分の息子のように愛情をもって接する姿や九太が自分と縁を切って離れてしまっても想い続ける姿は紛れもなく父親と言えるように思えて感動を覚えました。そしてそれだけにラストの自らを犠牲にしてでも九太を助け、永久に九太の心に居続けるという決断は涙腺崩壊ものでした。男の子であればぜひ見てほしい成長ムービーではないでしょうか。
●DAILYMOTION (2015年8月14日) 
細田監督作品の中でダントツに好きです。少年の視点で描かれていますが、子育て中の親視点でも楽しめる作品だと思います。親がすべて猪王山のような人格者ではないという事。それでも精一杯子供の為を思い努力し、親として成長していく姿に心を打たれました。「バケモノの子」はバケモノを通して人間くささを表現しているところが良いです。常に親子ものを描こうとする最近の細田監督の、優しいまなざしが今回も光ります。
●CRUNCHYROLL (2016年10月12日)
こういう映画は子育て経験があるかないかで、印象は大きく変わると思います。最後は、自分があいつの胸に足りないものを埋めてやらなければならないんだと言って、人間の闇に対峙する九太の胸の剣となる熊徹の親心にはもう号泣ものです。親として、子供が自立しようとする時にどんな剣を胸に持たせることができるのか、ものすごく考えさせられる映画です。世界観といい、愉快な部分もたくさんありますし、もっと見たいです。

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