ランニング・オン・エンプティ

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その誘拐が嘘とは知らず、男は走る

原題:ランニング・オン・エンプティ
製作:日本(2009年)
日本公開日:2010年2月20日
上映時間:80分
製作会社:
配給:
製作費:
興行収入:

【評価・受賞】
 Ranningu on enputi
(2010) on IMDb
Rotten Tomatoes ??%

【あらすじ】
異色ロードムービー「まだ楽園」、小林薫&西島秀俊主演の人間ドラマ「休暇」で脚光を浴びた佐向大の商業映画監督デビュー作で、ダメなグズ男が恋人の企んだ嘘の誘拐事件に振り回され、様々な珍事を巻き起こす青春失走ムービー。定職にも就かずにダラダラと生きているヒデジと同棲しているアザミは、ヒデジへの不満を募らせ、ちょっとした喧嘩をきっかけに狂言誘拐を企てる。周囲の人間に協力を仰ぎ、自分が誘拐されたように見せかけるアザミだったが、思うように事は進まず、予想外の方向へ展開してゆく…。

【スタッフ】
監督:佐向大
脚本:佐向大、小田泰之
撮影:月永雄太

【キャスト】
小林且弥、みひろ、大西信満、杉山彦々、伊達建士

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【感想・批評】

名無しさん(2011年8月10日) star_5
アザミや田辺をはじめ、その他の周辺人物も程度の大小はあれ駄目っぽさが浮き出ているところがある意味リアル。でも観ていて不快にならず、逆に微笑ましく思ってしまうのは、セリフのテンポの良さとキャラクターのバランス故か?ラストの「アレ」は物議を醸し出しそうですが、絵に描いた様なハッピーエンドや予定調和というものに対するインディーズ的な反抗心の表れでしょうか?スタッフロールまでの映像の流れは、祐一の未来を案じさせ、彼にとってのベターエンドと捉える事もできますし、「アレ」は具体的な描写ではないので、実はヒデジとアザミの生き方を変えるきっかけとなっているのかも?という可能性をも否定しない、意外と深い映画だと思います。
夢心地さん(2011年8月13日) star_5
工場の無機質さが妙に印象に残りました。でもそんな工場の中でも日々働いている人はいるわけで…決して無機質ではないはずなんですがでも建物の冷たさが世知がない世の中ならば…その工場の煙突から時折吹き出す炎は、今日もどこかで人と人とが感情をぶつけ合っている事を比喩表現として象徴しているような気もしました。その炎が、ココでは彼ら家族の複雑な感情だったような…そこまで燃え滾っていたわけではないでしょうけど溜め込んでいた感情を吐き出すことで新しい何かを見つけたような感じがしました。

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