原題:超能力研究部の3人
製作:日本(2014年)
日本公開日:2014年12月6日
上映時間:119分
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【あらすじ】
人気アイドルグループ「乃木坂46」の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未が初主演を務めた映画。「乃木坂46」の5thシングル「君の名は希望」のミュージックビデオも手がけた山下敦弘監督が、超能力やUFOを真剣に研究する女子高生の青春と、そんな女子高生たちを演じる3人のアイドルが女優として初めて挑んだ映画の現場で苦悩し、成長していく過程を、メイキング風のフェイクドキュメンタリーとして描いた。原作は、大橋裕之の連作短編漫画「シティライツ」。北石器高校の超能力研究部に所属する育子、良子、あずみは、同級生の森が楽々とスプーン曲げをしているところを目撃し、強引に入部させる。森はスプーン曲げだけでなく、人の心が読めるという能力も持っており、実は宇宙人であると告白。それを聞いた3人は、森が故郷の宇宙に帰りたいに違いないと決めつけ、UFOを呼び寄せようと奮闘するが…。
【スタッフ】
監督:山下敦弘
脚本:いまおかしんじ、向井康介
撮影:四宮秀俊
音楽:きだしゅんすけ
【キャスト】
秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未、碓井将大、葉山奨之、佐藤宏、泉澤祐希
【動画】
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Video3【U-NEXT】
Video4【dTV】
Video5【Hulu】
Video6【TSUTAYATV】
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【感想・批評】

予備知識なしで観にいったらえらいことになる的な意見を散見しますが、僕は全く逆で、なかった故に非常にユニークな映画体験をすることができたというか…。映画として良かったというよりは、これを映画館で知らずに観たのが良かった。なぜなら僕はエンドロールまでフェイクドキュメンタリーということに気付くことができなかったからです。山下監督とプロデューサーのケンカとか固唾を飲んで見守ってました。いったいどんな顔でエンドロールを眺めていたんだろう。なんかすごい大掛かりなドッキリにかけられたような感じで…笑何が起こってるのかわからなくて、乃木坂ファンでもないのに観終わってすぐパンフレット買ってました。むしろフェイクドキュメンタリーと知ってて観るこの映画って面白いのかなと思ってしまうぐらいです。
●名無しさん(2015年1月12日)

えええぇぇぇ!っていう衝撃?いや驚愕? ドラマの「超能力研究部の3人」と、それを撮るメイキングパートが入れ替わりに映される構成だが、そちらのメイキングも実はフェイクドキュメンタリー。そんな構成の中で、演技素人のアイドル3人のフィクションとリアルの狭間で垣間見える本音や成長や表情が素晴らしい。冒頭では「乃木坂の3人」の彼女たちが、最後には「超能力研究部の3人」にしか見えなくなっているのに感動。個人的にこういう作品は好きだが、やはりドラマパートの完全版も観てみたいと思った。乃木坂、知っていても知らなくても楽しめるのではないかな。