ヒメアノ~ル

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めんどくさいから殺していい?

原題:ヒメアノ~ル
製作:日本(2016年)
日本公開日:2016年5月28日
上映時間:99分
製作会社:ジャンゴフィルム
配給:日活
製作費:
興行収入:

★【評価】
映画.com 3.9 / 5.0
Yahoo!映画 4.14 / 5.00
Filmarks 3.9 / 5.0

★【あらすじ】
「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の古谷実による同名コミックを、「V6」の森田剛主演で実写映画化。森田が、次々と殺人を重ねていく主人公の快楽殺人犯・森田正一役を演じ、吉田恵輔監督がメガホンをとった。平凡な毎日に焦りを感じながら、ビルの清掃のパートタイマーとして働いている岡田は、同僚の安藤から思いを寄せるカフェの店員ユカとの恋のキューピッド役を頼まれる。ユカが働くカフェで、高校時代に過酷ないじめに遭っていた同級生の森田正一と再会する岡田だったが、ユカから彼女が森田にストーキングをされている事実を知らされる。そんな悩みを打ち明けられつつ、しだいに関係性を深めていく二人だったが、それを黙って森田が見ているはずはなかった。そして、闇夜から悪魔のごとく邪悪な存在がついに動き出す。

★【スタッフ】
監督:吉田恵輔(関連作品:『銀の匙 Silver Spoon』、『麦子さんと』)
脚本:吉田恵輔
撮影:志田貴之
音楽:野村卓史

★【キャスト】
森田剛、濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシ、駒木根隆介、山田真歩、大竹まこと

【動画】
(C)古谷実・講談社/2016「ヒメアノ~ル」製作委員会


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★【インタビュー】
濱田岳「(森田剛との共演について)ラストシーンの撮影のときに聞いたんですよね、今までひどいシーンをずっと撮ってきて気持ちが滅入ったりしないですか?って。そうしたら、役の森田のままの流れで“いや、滅入りますよ”って言われたときの、鳥肌といったら…!」

★【感想・批評】
週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸の痛快な映画評論。

映画FUN (2016年6月3日) star_5
強烈ながらもどこか切なく、心が締め付けられるオカルトサイコパス。最近の邦画の中ではトップクラスの出来なのではないだろうか。初めはラブコメディであり爆笑できるシーンも沢山あるが、そういうシーンの隙間に森田剛演じる森田くんが不吉に映る。そして、ラブコメは終わりだとばかりに動き出した瞬間の恐怖。ついに始まった狂気。彼のしていることはただの殺人には変わりない。でもそこの裏側を見てしまったとき、なぜこうも胸が苦しいのか。
SPACEMOV (2016年6月9日) star_5
平和な日常生活の中にも精神崩壊したサイコキラーとの接点が存在し得る可能性を自然と描いていて、普通に怖かったし、たぶんこうやって凶悪事件は起こるのだと思う。そして、凄いのはそれだけでスリラーとして終わらせず、サイコパスの心の内側にもしっかり迫っていく部分だと思う。単に犯罪者では片づけない目線。自分にもこうやって疎遠になっていく友人、信頼を裏切った友人がいたかもしれないと、思い出を辿ってしまう不思議な体験だった。

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